こんにちはー。
先週は全国統一小学生テストでしたね。サピ等の模試だった皆様も、お疲れ様でした!
三回目の全統小、本人は「今までで一番手応えがあった」と満足そうだけど、子供の言葉なだけに素直に信じきれない自分ガイル……w 週末にバタバタしてしまい、未だ解き直しができていないのですが、週末に解き直しするのが怖い。点数つけたくないよー。現実を叩きつけられたくないよーーー。ってか、娘よ、ちゃんと問題にも解答の跡を残してこいと言っただろーがーーーごらあああ
理科と社会はどうやって進めていけば良いのだろうか
タイトルの件。
平凡児童の理社……
うちの長女は「何事にも興味を持ち、疑問に思ったことは百科事典やら図鑑やらで調べ、(理科や社会の分野のことを知らず知らずのうちに)学習している」という、よく「こんな子に育てよう!」とか「低学年のうちにやっておくこと」みたいな教育本やコラムで紹介されているような手のかからない優秀児
では
ありません!!
はい!
全然違います。超超平凡なその辺の9歳女子です。
ニュースは習慣として見てはいるけど、地図にも星にも昆虫にも一切の興味を示しません。興味のあるものはYouTubeに触発されてのスライム作りとか謎のイミフ実験、それと料理。NHKラジオの「夏休み子供科学電話相談」なんかを聞かせてみてもうっすーーーーーい反応で終わりましたし、こども新聞で一番反応したのは、大好きな実験系ユーチューバーが載ったとき。
なので、理科や社会の勉強法を調べていたときに「まずは『興味』を持たせましょう」とかいう一文を目にすると溜息が漏れてしまう。素直に、素直に理科や社会の学習に興味を持ってくれるなら、それだけでその子は素晴らしいんだよおおおと声を大にして言いたい。
過去問分析
まずは敵の出方から調べようと、四谷大塚の過去問データベースで志望している中学の過去問(理科と社会)を漁ってみた。この本(↓)のお父さんのように、どの分野のどの部分が問われているのかを一問ずつ調べて、以前に紹介した参考書にインデックスを付けてみた。
これは本当にやって良かった。
実は理社の参考書があまりに分厚すぎて親子でドン引きしていたのだが、これをやると重要な部分=インデックスがかーなり集中している部分なんだな、って感じで分かりやすい。その中でも蛍光マーカーが何種類も引っ張ってあるところは最重要なのだな、と把握できる。単純に志望校対策にもなる。数年後には必ずしなければならないことだ。インデックスに出題した学校と年度も記入しておくと、「この学校はこの分野が好きなんだなぁ」とか分かって面白いです。
ネックは時間と手間がかかるってことだけw
なので3〜4年でまだまだ切羽詰まってない時期なら、やってみてはいかがでしょうか。特に中学受験をしていない親御さん(私も含む)なんかは、すごく勉強になると思います!!
最低限のレベルに達するまでは心を鬼にするべきなのか
この過去問たち、大人が解くと楽しいと思うんです。実際、問題を読んでいるだけでも私は楽しかったです。社会なんかは「この部分からここを問うのかーとか、この部分に繋げるのかー。ちょっと無理やりすぎねー?w」って感じで。
でもそれは、大人である私達が義務教育を終えていて、理科も社会もある程度の知識を持っているからだと思うんですよね。だからこそ地理も歴史も公民も含んだ総合的な問題を「興味深い」「面白い」と思えるのだと思います。
だが、子どもたちはどうなのか。
小3小4とか、まだ地理ですらビミョーなレベル。そりゃあ歴史に興味があって歴史マンガを読み漁っているような(羨ましい)お子さんなら歴史の知識はあるだろう。でも我が家はそうじゃない。自主的に「夏の大三角形調べました!」みたいな子ではない。さらに言えば公民なんて学校で習うのはずーっと先。塾である程度の先取りはするのだろうけど、それらを加味して、このレベルの理科や社会を解けるようになる(最低限のインプットが完了する)のはいつなんだろう……と、ぐるぐる考えてしまいました。理科や社会は「知っていればできる、原理を分かっていればできる」問題が多いだけに……。
5年辺りからは算数もぐっと難しくなりますし、やはり算国に大きな時間を割きたい。
でも理社を捨てるわけにはいかない。だが時間は限りがある。
うーーーーーーーん、と考えて、「じゃあ理社に関しては今から少しずつでも知識を増やしていこう」と決意してみました。
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過去問を解いてみて、↑上記辺りの知識が最低限必要なのだと感じました。
理科で約300枚、社会で約350枚カードがあります。
受験レベルだとこれでは足りない、というレビューもあったけど、小3小4ならこれで十分だと思う。難しい部分や足りない部分はどうせそのうち塾で教わるであろうから。
英語が苦手だった自分がTOEICを勉強していて思ったのは、<ここだけは最低限に知っておくべし>という基礎部分の大切さ。TOEICだと「金フレ」という単語帳を全暗記しただけで試験の難易度がぐっと変わりますし。(※あくまで初心者向けの話であり、高スコア帯の話ではありません)
ってことで、インプットを始めていこうかな、と。
一日10枚でも2ヶ月ちょいで終わるし、忘れちゃったところを何度か反復したりしたとしても、半年か、半年ちょいで覚えられるのではないだろうか。小学生、大人よりずーっと記憶力が良いですし。まだハードな勉強期間ではないし、のんびり覚えていけばいいのではないかと……。どうですかね?
きっと習ってないところばっかりで最初は「げー、つまんねー」という感じだろう。けどその先は親の手腕なのではなかろうか。クイズ形式にする・モノで釣る・分かりやすい解説を加えてあげる・覚えたところが出題されている過去問を1問だけピンポイントで解かせてみる、等。
もしかしたら「冬の大三角形」を知ったことにより、冬の夜空を見上げて「あ、あれがシリウスかー」と娘が頷いてくれるかもしれない。ほったらかして育てているうちは一切の興味を持たなかった天体だけど、知識を先にインプットすることで発生する興味だって、あると信じたい。
信じたい!!(自分に言い聞かせ)