進学くらぶ、君に決めた!(中学受験@2027)

2027年に中学受験予定の次女と、2028年に大学受験の長女(中高一貫生)の記録

【中学受験 2022年】リビング学習やめました

子供を中学受験に向かわせる親御さんは基本的に意識が高い。だから、いちいち説明しなくとも「最近のトレンドはリビング学習」だと分かっていただけると思う。

検索すればリビング学習の利点を並べた記事がわんさか出てくるし、我が家も例に漏れずしてましたよ、リビング学習。

 

が。

 

仕事スタイルだけではなく、学習スタイルすら変えたコロナ

 

そうなんです、このコロナ禍で4月5月と塾がオンラインになりまして。娘の通うI進は好きな時に見られるwebの動画と、スケジュールがはっきり決まっているZOOM授業の併用になりました。

 

そして追い討ちをかける次女の幼稚園休園

 

結論だけ申せば、一日中次女がリビングにいるので、集中力が削がれまくりの状態になっちゃったんですよね。

一応次女なりに気を遣ってはいたみたいなのですが、やはりそこは6歳。父はテレワークで二階の書斎に篭りっぱなし。母は出勤という状況の中、明らかに長女の学習の質が落ちていきました。

 

勉強している感じなのに、なぜか伸びない成績

 

そんな感じで成績が低迷する長女。帰宅後の勉強風景を眺めながら、「あぁ、勉強している感は出ているが、全く集中できてないんだな」と次第に気付きました。とにかく勉強の質が落ちている感じ。始めっから御三家筑駒を狙える様な子はざわついた状況でも集中力を発揮できるのかもしれないが、哀しきかな平々凡々な長女では無理だと悟った瞬間でした。

休校期間は勉強する時間がいっぱいあったのに、本当にもったいない。もっと早く気付けば良かった……

 

親子共々、自立の時期だったのかもしれない

 

ちょうどその頃、勉強に関しては、娘と繋いでいた手を離そうと決意したのもありまして。娘と大量のテキストを二階の子供部屋に移動させ、基本的にそこで勉強するという約束をしました。

 

今はもう、すっかり自室で勉強してます。たまにリビングで学校のドリルやら調べ学習しながら、「面倒くさい!」とぶつぶつ文句を言っておりますが笑

 

プリンターも子供部屋に移動させました

 

「パパの書斎にいちいちコピーしにいくのがめんどい」と言われたので、プリンターも移動。「A3プリンターが欲しい」と言われたので、注文。なんか受験ガチ勢の部屋みたいになりましたが、親の負担が大きく減ったので、互いのメンタルが安定しました。

 

今はスケジューリング、進捗管理も含めて、全て娘がやってます。分からないことは調べ、それでも分からないなら先生に。

 母はたまに話相手になりに行ったり、愚痴や弱音を受け止めたり、飲み物や差し入れをしてみたり、コピー手伝ったりって感じですかね。あとは夏期講習中のお弁当作りや、塾の送り迎え。そしてお金の支払い。

 

我が家がたどり着いたのがこの形だったってだけで、親子の数だけ、それぞれの受験の形があって良いと思う。

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 「中学受験は親が9割」の「9割」の中身について、悩みに悩んだ2020年春でした。