進学くらぶ、君に決めた!(中学受験@2027)

2027年に中学受験予定の次女と、2028年に大学受験の長女(中高一貫生)の記録

【中学受験 2022年】志望の決め手

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もう見たくないよ~~な過去問たち……

長女には熱望校が2つありました。受験ギリギリまで悩んで悩んで、進学予定の学校が第一志望に躍り出ましたが、もう一つの学校もとても良い学校で、親子共々熱望していました(フラれたけど……)

 

ぶっちゃけてしまうと、正直、過去問の出来や模試の結果から判断して長女はフラレた方の私立の熱望校に行くんだろうなと思ってました。模試でも比較的安定した判定がでていて、過去問もほぼ取れていた状態だったので……。

でも本番であんなことになるとは。それは気持ちが落ち着いた頃に別の記事で書こうと思いますが、本当に中学受験は読めない。何が起きるか分からず怖いですほんと。小学生のメンタルは我々が思うよりも脆く、でも我々が思うよりも強い。どっちがどのタイミングで発動されるのかは分からない。あと、女子は体力がない……。我が家みたいにハードな運動はやってなかったような女子は午後受験時の体調管理を入念に入念にしてあげてください……。

公立校の過去問は2-2以外はそこまで相性が良いとも思えなかった。しかも受検当日は❌が続いてボロッボロの精神状態。そんな彼女がなぜ試験が終わってあんなに楽しそうに出てきたのかは本人にしか分からない。ただ、試験が終わった数日後にお風呂のタイミングが被ったのだけど、その時に「(受検の当日)あ、ここに行くんだ、この学校に通うんだ」と直感したと話してくれたので、もしかしたらなにか運命的なものがあったのかもしれない。

 

2022年組(2023年組さんはもっとですね)、文化祭や説明会に気軽に足を運べない受験世代でした。行けたのは3~4年の頃に見た雲の上の憧れ校ばかり(御三家とか渋幕とかな!!) どうしても後回しになってしまう併願校やお守り校・1月校を見に行けずにもどかしかった親子も多いだろう。

我が家も例に漏れずそのタイプで、公立校は少し遠かったこともあり「実際に見に行くのは5年でいいや~」と楽観的に構えておりました。

それがコロナ。緊急事態宣言。文化祭は中止/説明会はオンライン。

そう、娘は受検するまで一度も学校に足を運べなかったんです。毎日学校のサイトが更新してくれるブログ的なものだけをずっとずっと読み続けていたらしい。

でもその学校の雰囲気って実際に足を運ばないと分からないですよね。

逆に言うと実際に足を運ぶと色々と感じるんですよね。「あ、この学校は娘に合いそうだな/しっくりくるな/校舎はきれいだけどなーんか通ってるところが想像つかないな/生徒さんが素朴で良いな生徒さんの頭がよさそー/幼いっぽい男子が多そうな学校だな/女子が強そう/先生厳しそうだな/空気が固いな/学校全体が明るいな/予備校みたいだな/希望校全落ちして入学した子を上手く前向きにさせてくれそうだな/先生が熱い!」みたいな。

長女が言うには、「読み続けていたブログから想像する中学のイメージと、実際に足を運んだ先での中学の雰囲気がほとんど変わらなかった」そうなので、その点は本当に良かったなと思います。

 

長女の熱望校は空気的には真逆でした。

伝統校/新興校、自由系/管理系、先取りはそこまでしない/大学受験指導ばっちり、高入生が多/中入生が多、みたいな。明確に行きたい大学がある長女&母的には後者の学校も面倒見の良さも十分に魅力的でした。こちらの学校は何度も何度も足を運んだので先生方の雰囲気も分かっていた。

ただ、最後の最後で長女が前者を第一希望に据えたのは、受験勉強を始めた頃、長女が渋幕志望だったってのがあるのかもしれないですw(6年始めでスパッと諦めたw) 進学校特有の自主・自律な自由さに惹かれていたので……。確か長女校の高校も「自主・自律」を掲げていたはず。実際に高校はかなり自由みたいで、制服を着崩しても特に何も言われないそうで、そりゃー小学生的には自由な方を羨ましく思えちゃうよなーって。

親の私はこの学校の「教養主義」に惹かれておりました。文理分けが高3! 文系でも理系でも数3やるよ社会もやるよみたいな、効率的な受験勉強とは真逆な感じなのですが、自分がリベラルアーツ型の大学を好んでいたのもあり、中高生のうちは一見無駄だと思える教養もいっぱい身に付けて欲しいな的な思いもありました(ちなみに同じくリベラルアーツ型の東邦大東邦も大好きなのですが、長女は理科が好きではない……)

その分浪人率が高かったり、近年の進学実績はF高ほどの勢いはないですし、中高一貫的な先取りがない分、受験勉強が大変なのかなという不安もあるのですが、貴重な中高6年間を受験一辺倒ではなく、アカデミックに過ごして欲しい、という想いもあって娘にこの学校を勧めてました。ほんっとーに悩んでたんですけどね。大学受験めちゃくちゃ大事ですし。希望大学に行けるなら受験一辺倒でもいいじゃん!っていう。私立の面倒見はそれくらいに魅力的だった……。

ちなみに塾の先生も上記の私立推しだったんですよ笑

 

 

まぁでも、受かった方の学校が運命だったのだろうと思う。

人生で一番楽しいであろう10代の中学高校生活。のびのびと青春を楽しんで、でも勉強はしっかりとして欲しいのが親心、ですよねー笑